コンテンツへスキップ

帰庵のはじまり 試験的茶室 プロトタイプ

帰庵 初代

2015年2月、帰庵のはじまりは、この写真からです。頭の中の構想を具体的に作ってみました。当時の材料は、竹ではなく角材を使用し、麻縄で支点を結び固定すればなんとかなるだろうと考えスタートしました。が、自立して建つことはできずに、お寺の柱を借りてようやく形ができました。この段階では、どこでも簡単に組み立て、そして解体して別の場所に建てることのできる茶室とは程遠い出来栄えでした。角材でつくると表情が同じ為面白味がありませんでした。

なんやかんやと課題を残した第一号の帰庵でしたが、この挑戦がなければ今の帰庵がなく、ここから試行錯誤がスタートし、竹の茶室帰庵が完成することになる記念すべき第一号でした。

PAGE TOP